DAPPI工法技術研究会
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施工例
■ 工事の特徴
 本工事は、足立区千住寿町付近の既設管渠の能力増を図るための再構築工事(管渠の布設)です。本工事路線途中の国道4号線(日光街道)横断箇所には、地中残置鋼矢板が2ヶ所あり、道路占有期間が限定されたため、地中から障害物撤去できる推進工法である「DAPPI工法」を採用して工事を行いました。
■ 工事概要
工事件名 : 足立区千住寿町、千住四丁目付近再構築工事 φ1,600mm DAPPI 掘進機
発 注 者 : 東京都下水道局
施 工 者 : 大豊建設・ピーエス三菱建設工事共同企業体(特)
施工場所 : 東京都足立区千住寿町、千住三、四、五丁目、
  千住桜木町一丁目、千住龍田町、千住柳町
工  期 : 平成19年 9月 3日〜平成20年12月 8日
特殊推進延長 : L=542.35m
推進管呼び径 : φ1,350mm
推 進 管 : 合成鋼管 φ1,600mm DAPPI 掘進機
土  質 : 粘土質砂、粘土
 この掘進機は外郭から切羽掘進装置を引き抜き、障害物撤去作業の後、切羽掘進装置を再装着・再発進できる構造となっています。
 当該、工事の地層はメタンガスが含まれているため、掘進機は防爆仕様となっています。
地中障害物 : 鋼矢板W型 2箇所(発進より280m)
補助工法 : 高圧噴射攪拌工、坑内圧気工
工事位置図(平面図)
工事位置図(平面図)
■ 土質縦断図
土質縦断図
土質縦断図
■ 鋼矢板撤去部の地盤改良
 鋼矢板撤去のための地盤改良は高圧噴射攪拌工としました。障害物撤去作業は管渠内の圧気を併用して行います。
鋼矢板撤去部の地盤改良

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