環境
つなげよう山陰道! ~国土交通省浜田河川国道事務所~
2019.02.08
三隅・益田道路 新沖田川橋下部工事作業所
国土交通省浜田河川国道事務所発行の「三隅・益田道路だより」に当社の新沖田川橋下部工事が紹介されています。地中に30mの基礎を構築しています。
この工事は三隅・益田道路15.2Kmの山陰道を施工するもので、当社の特許技術であるニューマチックケーソン工法が採用されており工事は順調に進捗しています。
ニューマチックケーソン基礎工 2基
P1橋脚10.5m×8.0m、L=30.0m
P2橋脚10.5m×8.0m、L=28.0m
ニューマチックケーソン工法概要
ニューマチックケーソン工法は、あらかじめ地上で下部に作業室を設けた鉄筋コンクリート製の函(ケーソン)を築造するとともに、作業室に地下水圧に見合う圧縮空気を送り込むことにより地下水を排除し、常にドライな環境で掘削・沈下を行って所定の位置に構築物を設置する工法です。
この工法は、橋梁の基礎、シールド工事立坑、ダムの基礎等、地下構造物に幅広く用いられています。
ニューマチックケーソン工法
ニューマチックケーソン工法の原理
ニューマチックケーソン工法は、コップを逆さまにして平らに水中に押し込むと、空気の圧力により水の浸入を防ぐことができるという原理を応用したものです。実際には、ケーソン下部に気密作業室を設け、そこに圧縮空気を送り込んで地下水の浸入を防ぎ、ドライな状態で掘削できるようになっています。コップの中がケーソン作業室、コップの先端がケーソンの刃先にあたります。
三隅・益田道路だより(提供:国土交通省浜田河川国道事務所)
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