ニューマチック
ケーソン技術
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ニューマチックケーソン 概要
泥土加圧(DK)シールド工法
ドルフィンドック(DD)工法
複合壁体締切(RECC)工法
ニューマチックケーソン 概要
空気の圧力を利用して掘削し、ケーソンを沈下させる工法です。
ニューマチックケーソン
工法の概要
ニューマチックケーソン工法は、掘削を行う作業室を設けた鉄筋コンクリート製の函(ケーソン)を築造するとともに、作業室に地下水圧に見合う圧縮空気を送り込むことにより地下水を排除し、常にドライな環境で掘削・沈下を行って所定の位置に構築物を設置する工法です。この工法は、橋梁の基礎、シールド工事立坑、ダムの基礎等、地下構造物に幅広く用いられています。
ニューマチックケーソン
工法手順
ニューマチックケーソン
工法の原理
ニューマチックケーソン工法は、コップを逆さまにして平らに水中に押し込むと、空気の圧力により水の浸入を防ぐことができるという原理を応用したものです。実際には、ケーソン下部に気密作業室を設け、そこに圧縮空気を送り込んで地下水の浸入を防ぎ、ドライな状態で掘削できるようになっています。コップの中がケーソン作業室、コップの先端がケーソンの刃先にあたります。
ニューマチックケーソン
工法の特長
ニューマチックケーソン工法により築造された橋梁基礎や構造物は、多くの優れた特性があります。
・構造物としての信頼性が高い
・ねばり強い
・軟弱地盤から岩盤まで、あらゆる土質に対応
・工程管理が確実
・既設構造物・基礎あるいは、予期せぬ地中障害物も確実に撤去可能
・周辺環境への影響が少ない
・近接施工に適している
・トータルコストで経済性に優れている
ニューマチックケーソン基礎と
他の基礎工法との比較
工法
施工条件
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ニュー マチック ケーソン |
オープン ケーソン |
鋼管矢板 井筒 |
地中 連続壁 |
既成杭 | 場所 打ち杭 |
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打込み | 中堀圧入 | |||||||
施 工 深 度 |
5〜15m | |||||||
15〜25m | ||||||||
25〜40m | ||||||||
40〜50m | ||||||||
50〜60m | ||||||||
60〜70m | ||||||||
土 質 |
軟弱土 | |||||||
硬質土 | ||||||||
礎・玉石 | ||||||||
岩 | ||||||||
障害物の除去 | ||||||||
支持層の確認 | ||||||||
地 下 水 |
被圧地下水 | |||||||
流動地下水 (流速3m/分程度以上) |
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信 頼 性 |
地震時に対する 抵抗力 |
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耐久性 | ||||||||
施 工 性 |
水上施工 | |||||||
作業面積の 狭い場所 |
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路下での施工 | ||||||||
環 境 |
騒音振動対策 | |||||||
近接構造物に 対する影響 |
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地下空間の利用 |