平成21年12月5日、(社)日本建設業団体連合会の社会貢献活動の一環として、(財)日本ナショナルトラスト保護資産の「旧安田楠雄邸庭園」（東京都指定名勝）の清掃活動に参加しました。

庭園内に散り落ちている、黄色や紅色の落葉を竹ほうきで清め、庭池の玉石洗い、腐葉土を裏庭に運ぶ清掃活動を行いました。

旧安田楠雄邸は、1998年に東京都の名勝に指定された近代和風建築物であり、大正から昭和初期の東京の山手の住宅・庭園の様子を今も伝えています。建物は1918年、実業家の藤田好三郎氏（豊島園の創始者）が建築、その後に安田財閥の一族が購入し、70年間に渡り安田家の方々が大切に住まい続けてきた邸宅です。現在は、(財)日本ナショナルトラストが安田家から寄贈を受け、文化遺産を次世代に継承する事業の一環として大切に維持管理をしています。この旧安田楠雄邸庭園は、東京都から名勝として指定されている文化財です。