社会貢献
大豊建設の土木・建築技術が台湾の新幹線の土木工事、建築工事に大活躍しました
2010.03.17
台湾高速鉄道は、台北市から高雄市までの全長約345Kmを最高速度300Km/h、最速90分で結ぶ高速鉄道です。本事業は、台湾でも初となるBOT(Build-Operate-Transfer) 方式※によるものであり、当社は全12工区のうち、C220工区(17.78Km)区間に含まれる橋梁、トンネル、土工などの土木工事と、新竹駅の建築工事(S220)を完成させました。(2006年10月に開業、車両は日本のJR700系新幹線と同型を導入し運行しています。)
※BOT方式:民間事業者が自ら資金を調達して施設を設計・建設(Build)し、一定期間の間、管理・運営(Operate)を行い資金を回収した上で、将来的には施設等を政府に移管(Transfer)する計画です。
工事概要
土木工事(C220)
総延長: 17.78Km
高架/橋梁延長: 9.28Km
トンネル延長: 3.96Km
土工: 4.54Km
建築工事(S220)
新竹駅舎工事
S+RC造
敷地面積: 7.45Ha
建築面積: 10.450m2
延べ床面積: 20.360m2
橋梁施工
施工中の橋梁
施工中の橋梁
施工中のトラス橋
トンネル施工
施工中のトンネル内部状況
施工中のトンネル内部状況
軌道施工
施工中の切土区間
コンクリート、レール敷設前の道床
完成写真
橋梁
鳳山渓(手前)より工区北側を望む
頭前渓内のトラス橋
トンネル
宝山1号乙トンネル南坑口
(奥に宝山1号甲、宝山1号トンネルを望む)
完工後のトンネル内部状況
(レール敷設は他業者施工)
軌道
切土区間(写真手前)
盛土区間(写真右手前)
駅舎
新竹駅 外観
新竹駅 内観
プラットフォーム
プラットフォーム