プレスリリース

令和2年度土木学会賞 技術賞を受賞

2021.11.08
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高尾川地下河川整備事業 ~住宅密集地を流れる河川直下での地下河川整備~

福岡県及び安藤ハザマ・大豊・環境施設特定建設工事共同企業体が受賞しました

この技術賞は土木技術の発展に顕著な貢献をなし、社会の発展に寄与したと認められる画期的なプロジェクト(新設プロジェクトのみならず更新やリノベーションプロジェクト等も含みます)に対して贈られます。

 

「現況河川の直下に地下河川を整備する」工法が採用されました

本事業は、都市部での河川の拡幅や事業用地の確保が困難である地域の豪雨対策として、「現況河川の直下に地下河川を整備する」工法が採用されました。

■「浸水災害から街を守る」福岡県 高尾川床上浸水対策特別緊急事業に参加
https://www.daiho.co.jp/csr/takaogawa/index.html

 

 

近年の気候変動により、水害の激甚化・頻発化が問題となっています。

その問題を回避するため、都市部では地下空間を利用した洪水調整施設や地下河川を整備することで、浸水被害を低減する計画を策定しています。

今後も河川の線形に対応した、多数の連続した急曲線を有する河川直下の泥土加圧シールド工法による施工計画が増加すると予想され、本工法に期待が寄せられます。

 

公益社団法人 土木学会「令和2年度土木学会賞 技術賞」

■ 公益社団法人 土木学会「令和2年度土木学会賞 技術賞」
http://www.jsce.or.jp/prize/prize_list/p2020.shtml#s02