社会

大豊建設の社員寮 『グラシア南森町』 が運用開始! 人材編

2023.07.25
大豊建設の社員寮 『グラシア南森町』 が運用開始! 人材編

 2023年3月31日 大豊建設の将来を担う若手社員に、快適な生活空間を提供するため、単身寮『グラシア南森町』が完成しました。
 この建物は、居住時の使用エネルギーを20%削減する「ZEH-M Oriented」の取得や木質化によるCLTを導入するなど、環境面に配慮した最先端の建築技術が施されています。施工管理には、若手の監理技術者を抜擢。さらに女性技術者を起用し、若手・女性活躍の新たな実績となりました。
 第2弾の人材編では、施工管理に携わった藤田憂喜さん、内山亜美さんにお話を伺いました。


「グラシア南森町」エントランス前にて(左から内山さん、藤田さん)

―簡単な略歴を教えてください。

藤田: 2008年入社の今年で16年目になります。
今まで携わった現場は、幼稚園・支援学校・ゴルフ場の改修・特別養護老人ホームなどです。
内山: 2020年入社の今年で4年目になります。
関わった現場はマンションが多くまだ3現場ですが、どの現場も印象深いです。
藤田さんとは新卒から現場が一緒なので、仕事がやりやすかったです。性格も分かってくれているので、様々なことにチャレンジさせてくれ、フォローもしてくれます。

―今回、監理技術者に抜擢された経緯や心境など教えてください。

藤田: 大豊建設では、若手社員にも現場を任せてもらえることや、タイミングが重なったこともあると思います。自分で大丈夫かと悩みましたが、「やるからには良い建物を建てるぞ!」と意気込みました。

―苦労・工夫した点や、今後のビジョンなど教えて下さい。

藤田: 現場を運営していく上で、協力業者との打合せは私が担当し、現場での職人さんとの打合せや調整などは、内山さんにできるだけ任せるよう心掛けました。
内山さんは、職人さんと打ち解けるのがうまいので、とても助かりました。
自分は、これから実力をもう少しつけて、大きな現場を任せられる存在になりたいです。
今回の現場は大きな失敗なく工程に余裕をもって施工ができたので、その点は良かったです。

―若手女性技術者の内山さんに、現場環境についてお聞きします。
 働いてみて感じたことなどを教えて下さい。

内山: 上司や先輩、現場の職人さんに、いろいろと気を遣っていただけているので現場環境は良いなと思います。毎日楽しく仕事ができています。女性ということもあり、接し方等扱いにくい部分も多くあるかと思いますが、優しく教えて下さったり助けてくださったりと、サポートいただいて仕事が出来ています。周りの方々にすごく感謝しています。

―そのような現場環境の中でも、苦労や葛藤もあったかと思います。
 いかがでしょうか。

内山: 配属が決まり知らないことだらけで自分で大丈夫なのか、やっていけるのかという不安が大きかったです。
携わったことのない仕事を任されることも多く、常に不安がありました。どうすることが正解なのかと迷うことも多かったです。そんな時は、藤田さんや職人さんに相談し助言をいただいてました。なにより聞きやすい環境だったことが良かったです。
まずは、自分で考えて「とりあえずやってみる、失敗してもいいからやってみよう」と思いながら仕事を行いました。

―先程、藤田さんから、現場での打合せや調整などは内山さんに任せていたというお話もありました。
 意識して行ったことなどはありますか。

内山: 職人さんとの打合せや指示を任されることも多く、伝え方が難しかったです。伝え方ひとつで相手の気持ちも変わってくると思うので意識して仕事をしていました。そして、コミュニケーションをとることの難しさを改めて感じ、仲良くなるために自分から話しかけるよう心掛けていました。

―現場に出ることはやはり大変なのですね。
 そんな中で感じた喜びや達成感を教えて下さい。

内山: 初めての業務内容なども多く、最初は不安だらけでしたが、できなかったことができるようになり、職人さんの話が分かるようになったりと、徐々に仕事が「わかる」「できる」ようになっていくことを実感することが嬉しかったです。自分で考えて次の行動に移せるようになることも自身の成長を感じました。発注関係も部材が足らなかったり、注文しすぎたりと失敗だらけでしたが最後には職人さんからも褒めて頂き嬉しかったです。日々、がむしゃらに仕事をしているという感じでしたが、周りからは「良く頑張っているね」などの声を聞くと嬉しく、これからもっと頑張ろうと思えました。


お二人からメッセージ

―最後に、お二人から次の世代を担う就活生にメッセージをお願いします。

藤田: 人とのつながりが大事な仕事なので、コミュニケーション能力を学生時代に身につけておくと良いと思います。例えば職人さんや業者さんなどの名前を覚えて、名前で呼んで話すこともコミュニケーションを潤滑にする秘訣です。親近感が湧くと、仕事もスムーズに進むようになります。自分に任された現場が無事に竣工した時の喜びを、就活生の皆さんにも体験してもらいたいです。
内山: 藤田さんと同じで、現場では職人さんや近隣住民の方など多くの人とやりとりをするので、コミュニケーション能力が大事です。
様々な方たちと一緒に働いているので、人を見て対応を考えたりしています。職人さんと友達感覚で話せたりもするので、仕事が毎日楽しいです。現場は男性ばかりで最初は戸惑う事もあると思いますが、皆さん優しいので女性技術者もどんどん増えていくと嬉しいです。

―実際に住んでいる方の感想をお聞きしました。

[部屋]
 ・ZEHマンションなので断熱性がよい
 ・天井が高く玄関、靴箱、ベランダは十分な広さがある
 ・浴室乾燥機があるので便利

[寮の周辺環境]
 ・大きな商店街が近くにあるので色々なお店があり便利
 ・JR、メトロと複数路線の利用ができる
 ・治安がいいと感じる
 ・大阪支店まで2駅と近くて便利