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土木事業:現位置撹拌混合固化(ISM)工法

発生する建設発生土を攪拌混合し構造体や基礎地盤を構築する工法

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工法概要

ISM工法は、施工箇所で発生するφ300㎜程度以下の土砂を建設発生土として処分せずに、プラントで製造するセメントミルクをバックホウ先端に装備した高機能攪拌装置(ツインヘッダ)にて攪拌混合し、所定強度(1~18N/㎜2)のISMを造成し、構造体や基礎地盤を構築する工法です。 主に河川、砂防分野で活用されていましたが、東日本大震災で大きな被害を受けた仙台湾南部海岸で、”粘り強い海岸堤防”本格復旧のために採用されました。
特許:第2500005号、第3528129号

工法特長

建設副産物を軽減

シルト・粘土分50%程度からφ300mm程度の玉石に至る広範囲な発生土砂が適用可能です。

施工省力化と工期短縮

掘削量の減少やコンクリート工における型枠組立等の低減により、大幅な工期短縮が図れます。

建設コストの縮減

省力化、工期短縮、建設副産物処理の削減により建設コストの縮減が図れます。

安全性の向上

システム化された機械化施工による急速施工の実現により掘削法面の放置期間が短縮されるなど安全性向上に大きく寄与します。

補足情報

IISM工法は、国土交通省北陸地方整備局、財団法人先端技術センターと小野田ケミコ株式会社・大日本土木株式会社・大豊建設株式会社・株式会社大本組が開発した特許工法です。
ISM工法研究会 サイト