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土木事業:ジャッキ駆動偏心多軸
(J-DPLEX)シールド工法

油圧ジャッキ駆動によりカッタを回転させてトンネルを築造するシールド工法

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工法概要

偏心多軸シールドの更なるコスト縮減を目指し、カッターの回転駆動力方式を従来の駆動モーターとギアによる構成に代えて、複数の油圧ジャッキの伸縮運動を利用する方式です。 特許:第2939201号

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ジャッキの伸縮による回転運動
(シールド内側駆動部)

工法特長

カッタ駆動部がシンプルで、低コストでメンテナンスが容易です

駆動モータ・ピニオン・ギアによる構成に代わり、油圧ジャッキによる駆動機構とすることで、駆動部がシンプルとなり、シールド製作費の低減やメンテナンスが容易となり、コストダウンを図ることができます。また、油圧ジャッキは一般の建設用機械で採用されているものと同じ仕様・構造のものを用いており、十分な耐久性があります。このため、長距離掘進にも対応できます。

シールド機長を短くすることができます。

駆動部にモータ類がなく、駆動ジャッキを平面的に配置できるため、シールド機長を短縮することができます。これにより、立坑費の低減を図ることができ、工事全体のコスト縮減につながります。

カッタ駆動電力量を縮減することができます。

従来の泥土加圧シールドに比べて、カッタ駆動電力量を10~30%の低減が図れます。特に、大断面施工においても受電設備が小規模で済み、コスト低減が図れます。

複雑な制御は不要です。

駆動ジャッキは伸縮位置の検出により行う極めて簡易な制御方式を採用しているため、複雑な制御は不要です。

実績

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    J-DPLEX シールドマシン
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    カッタ駆動部 投入状況